ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りる方法!自動貸付けの仕組みを紹介

ゆうちょ銀行の入り口前

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ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りる方法として、貯金担保自動貸付け口座貸越サービスというサービスがあります。

郵便局というと親しみもあり、信頼できる存在なので、なんとなく安心できますよね。

この記事では、ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りられるサービスやメリットについて紹介しています。

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りる方法

  • ゆうちょ銀行の融資サービスには貯金担保自動貸付け・口座貸越サービスの2種類が用意されている
  • 貯金担保自動貸付けは口座の残高が不足した際に定期貯金・定額貯金の残高の範囲内で融資を受けられる
  • 口座貸越サービスは定期貯金・定額貯金がなくても利用できる
  • 口座貸越サービスは最大30万円借り入れが可能だが、返済が滞ったら信用情報機関の個人信用情報に金融事故として登録される可能性がある
  • 貯金担保自動貸付け・口座貸越サービスを利用するには直接、ゆうちょ銀行の窓口に出向く必要がある

目次

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りる2種類のサービス

ゆうちょ銀行

まずはゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りるメリットやサービス内容についてみていきましょう。

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りるメリット

ゆうちょ銀行(郵便局)では通常貯金・定期貯金はもちろん、各種払い込みサービスやキャッシュレスサービスも展開しています。

全国各地の郵便局の中に併設されているため地域での認知度が高く、窓口で気軽に相談できるのが魅力です。

ゆうちょ銀行は一般の銀行と異なり、融資のメニューは少なめですが、ゆうちょ銀行の口座を持っている人向けの融資サービスとして「貯金担保自動貸付け」「口座貸越サービス」を提供しています。

まずは各サービスのメリットを確認してみましょう。

貯金担保自動貸付けの3つのメリット

  • 即日でお金を借りられる
  • 低金利で融資を受けられる
  • 個人信用情報に影響しない

貯金担保自動貸付けとは、通常貯金(総合口座)の残高が不足した時に定期貯金・定額貯金の残高の範囲内で融資を受けられる制度です。

貯金担保自動貸付けの金利は年1%未満(2023年3月末時点)と、カードローンやクレジットカードのキャッシングと比較すると低金利かつ即日で融資を受けることができます。

簡単な手続きで自動貸付けをセットでき、信用情報機関に登録されている個人信用情報にも影響しません。

返済が難しくなっても、既に預けている定期貯金・定額貯金を解約すれば返済した扱いになるため、借金が増えないのが特徴です。

ちなみに「担保」とは、債務の返済ができなくなった場合に備えて相手に差し入れる、借りたお金に相当する価値がある証券や品物・権利などのことをいいます。

俗に担保は「借金のカタ」と言われることもあります。

つまり貯金担保自動貸付けでは定期貯金・定額貯金を引き出す権利を担保としてゆうちょ銀行に提供しているわけです。

口座貸越サービスの3つのメリット

  • 使い勝手は銀行カードローンと同じ
  • ゆうちょ銀行のキャッシュカードで利用できる
  • 在籍確認の電話があっても借金だとバレにくい

口座貸越サービスとは、総合口座の残高が不足した時に、限度額の範囲内で自動的に融資を受けられるサービスです。

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスのイメージ

出典元:ゆうちょ銀行|口座貸越サービス

総合口座のキャッシュカードでお金を借りられるので、銀行や消費者金融カードローンに相当するサービスといえます。

口座貸越サービスの金利は年14.0%(2023年3月末時点)で、銀行のカードローンとほぼ同程度の上限金利です。

審査内容によって在籍確認の電話が入る場合がありますが、ゆうちょ銀行では振替用紙での払い込みなど融資以外のサービスが多数提供されているため、借金関係の電話だとバレる可能性が低いという側面もあります。

なお、貯金担保自動貸付けと口座貸越サービスの2つのサービス以外にも、ゆうちょ銀行では口座を持っている人が申し込める「JP BANKカード」というクレジットカードも発行しています。

JP BANK カードにはキャッシング機能が付いているので、急な出費の際には心強いでしょう。

財産形成貯金担保貸付け国債等担保貸付け は2019年3月で新規の申込受付を終了しています。

ゆうちょ銀行の貸付けを受けるためには?

ゆうちょ銀行の口座で貸付けを受けるための条件を、サービスごとに確認しておきましょう。

貯金担保自動貸付け:利用の際には総合口座に残高があることが前提

貯金担保自動貸付けを受けるには、総合口座に定期貯金または定額貯金の残高があることが前提です

通帳のご利用欄に「定額定期自動貸付け」に○印が付いていれば、貯金担保自動貸付けを利用できます。

総合口座を開設する時に定額定期自動貸付けを希望しなかった場合でも、ゆうちょ銀行の窓口で手続きしたその日から貯金担保自動貸付けを利用できるようになります。

しかし定額定期貯金証書で積み立てている定期貯金・定額貯金は、自動貸付けの担保に設定できません。

自動貸付けを利用する前に一度解約して、総合口座に定期貯金・定額貯金を預け直す必要があります。

預け直したその日から貯金担保自動貸付けは利用可能となりますが、預け直しにともなって適用される金利が低くなる場合もあるのでご注意ください。

口座貸越サービス:ゆうちょ銀行での申し込みの上、審査を受ける必要がある

口座貸越サービスを利用する場合は定期貯金などの担保は必要ありませんが、ゆうちょ銀行の窓口で申し込んだうえで審査を受ける必要があります。

以下の申込条件をすべて満たす人が申込可能です。

  • 日本国籍を有する人、または永住許可等を受けている外国人の人
  • 契約時の年齢が満20歳以上70歳以下の人
  • ゆうちょ銀行の通常貯金を保有している人(通常貯蓄貯金は除く)
  • 安定した収入があり、継続して取引が見込まれる人(年金収入も可、また無職の既婚者の人で配偶者がこの条件に該当する人)
  • ゆうちょ銀行所定の保証会社の保証を受けられる人

引き続き、貯金担保自動貸付けと口座貸越サービスのそれぞれのサービスについて詳しく紹介します。

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けの利用ポイント

ゆうちょ銀行のATMが並んでいる様子

貯金担保自動貸付けとは、総合口座の通帳で担保定額貯金または担保定期貯金を預けている人が利用できるサービスです。

定額貯金・定期貯金を解約せずにお金を借りられるため、急にお金が必要となった場面では重宝するでしょう。

既に預けている定額貯金・定期貯金が担保となるため貸付けごとに審査を受ける必要はなく、総合口座の通帳またはキャッシュカードでお金を引き出せます。

貯金担保自動貸付けでは原則、定額貯金・定期貯金の合計残高の90%まで借りられる

貯金担保自動貸付けの貸付条件は、以下のとおりです。

2023年3月末時点では定額貯金・定期貯金の金利は年0.002%で、貯金担保自動貸付けの金利は年1%未満です。

各種のカードローンと比較して大幅に安い金利でお金を借りられます。

貸付金額の上限 ・定額貯金・定期貯金の合計残高の90%まで
・総合口座1つにつき300万円まで
貸付期間 貸付日から最大2年間
※2年以内に満期を迎える場合は満期日まで
貸付金利 担保定額貯金の場合…返済時に適用される金利+0.25%
担保定期貯金の場合…預入時に適用される金利+0.5%

担保定額貯金・担保定期貯金を複数預けている場合は、次の順序で担保が設定されます。

  1. 貸付期間が最も長いもの
  2. 貸付金の金利が最も低く設定されるもの
  3. 個別番号の大きいもの

貯金担保自動貸付けを利用する場合は、総合口座の通帳またはキャッシュカードで通常貯金の引き出し手続きを行います。

貸付けを受けた場合は、通常貯金の残高がマイナス表示されます。

担保定額貯金・担保定期貯金を預ける人や貯金担保自動貸付けを利用する人の年齢制限は特に設けられていません。

そのため未成年の人がお年玉やお小遣いを定期貯金に預けるケースもあるようです。

委任状があれば代理人でも貯金担保自動貸付けを受けられるものの、家族の口座だとしても事前の承諾を得ることがトラブルを避けるためには重要です。

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスの利用ポイント

ゆうちょ銀行の口座貸越サービス

口座貸越サービスとは、 通常貯金からの引き出しや公共料金の引き落としなどで残高が不足した際に、足りない額を自動的に貸し付けるサービスです。

通常貯金の残高がゼロの場合でも、限度額の範囲内なら自由に借り入れ・返済ができるため、銀行カードローンと同様のサービスといえるでしょう。

現在使っている通帳やキャッシュカードで利用できるため、別途ローンカードは発行されません。

口座貸越サービスを利用するには審査に通る必要がある

窓口で口座貸越サービスを申し込んだ後、審査の結果が出るまで2週間ほどかかります。

審査の結果は自宅郵送ですが、契約可能な場合は契約内容を明記した書面などが封書に入っているので家族にバレる可能性は低いでしょう。

審査を進める上で必要な場合には、勤務先に個人名またはゆうちょ銀行を名乗って在籍確認が行われます

ゆうちょ銀行では伝票を使った払込サービスやクレジットカード発行業務も実施しており、顧客に電話をかける機会も多いようです。

そのためゆうちょ銀行を名乗る電話がかかってきたとしても、他のカードローンと比較すると借金だとバレる可能性が少ないはずです。

口座貸越サービスは最高30万円まで、金利は年14%で借りられる

口座貸越サービスの利用限度額は最大30万円までで、審査結果によって個別に決定されます。

借り入れ条件は、次のとおりです。

利用限度額 10万円~30万円
金利 年14.0%
約定返済日 毎月8日(ゆうちょ銀行休業日の場合は翌営業日)に返済用口座から引き落とし
保証会社 ゆうちょローンセンター株式会社

口座貸越サービスに契約すると、 デビットカード(J-Debit)加盟店での買い物・キャッシュアウトや即時振替サービス・双方向即時振替サービスなどの利用時に通常貯金残高が不足した場合でも自動で貸付けを受けられます。

郵便局のネットショップ利用代金や、LINE Pay・楽天Edyなどのチャージでも口座貸越サービスを利用可能です。

また総合口座に担保定額貯金・担保定期貯金を預けている場合は貯金担保自動貸付けの利用が優先され、自動貸付けの限度額を超えてから初めて口座貸越サービスが適用されます。

口座貸越サービスで実際に貸付を受けた場合は、毎年の2月と8月に取引照合表(明細書)が自宅に郵送されます。

ただし、ゆうちょダイレクトで取引照合表を送付不要の手続きもできるので、家族に借金がバレたくない人は忘れずに手続きを取っておきましょう。

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りる方法と返済方法

ゆうちょ銀行のATM

それでは、実際にゆうちょ銀行で貸付けを申し込む方法を紹介します。

貯金担保自動貸付け・口座貸越サービスの申込方法

貯金担保自動貸付け・口座貸越サービスは、全国の郵便局・簡易郵便局で申込手続きが可能です。

ゆうちょダイレクトや郵送での申込には対応していないため、平日の9:00~16:00に窓口へ出向く必要があります

中央郵便局やオフィス街にある郵便局は混み合いがちなので、小さめの郵便局を選ぶと待ち時間が短く済むかもしれません。

申込の手続きにあたっては、以下の3点が必須です。

  • 総合口座通帳(口座貸越サービスはキャッシュカードでも可)
  • 口座開設時に使った印鑑
  • 本人確認書類(運転免許証・運転経歴証明書・マイナンバーカードなど顔写真付きの公的書類)

健康保険証や国民年金手帳といった顔写真なしの本人確認書類も使えるものの、その場合は現住所が記載された公共料金の領収書や住民税課税決定通知書などの公的書類の提示も必要です。

貯金担保貸付けは、申込手続きが済んだらそのままATMなどで利用できるようになります。

一方、口座貸越サービスを申し込んだ場合は審査に2週間前後かかり、契約内容が記載された書面が届いてから利用が可能になります。

手続きはすべて対面で行われるため、利用方法などの不明点があれば細かい内容であっても確認しておくようにしましょう。

貯金担保自動貸付け・口座貸越サービスの返済方法

貯金担保字自動貸付けを利用した後は、貸付けを受けたお金と貸付利子を通常貯金の口座に入金すると返済できます。

月々の返済期限や最低返済額は設けられていないので、貸付期間内なら自分の都合に合わせて返済可能です。

担保定額貯金・担保定期貯金を複数預けている場合、返済額は次の順序で充当されます。

  1. 貸付期間の満了が最も早く満了するもの
  2. 貸付金の金利が最も高いもの
  3. 個別番号の小さいもの

口座貸越サービスを利用した場合は、毎月8日に約定返済額として1万円が引き落とされます。

借入残高が1万円未満の場合は、借入残高の全額が引き落とされることになります。

約定返済額に加えて、返済用の通常貯金口座に入金することで増額返済が可能です。

また増額返済時は、最低でも返済日前日までの利子に加えて元金1円以上の入金が必要です。

増額返済時に1万円以上入金した場合でも、借入残高があれば月々の約定返済の引き落としが発生するのでご注意ください。

もしゆうちょ銀行(郵便局)に返済できなかったらどうなる?

貯金担保自動貸付けの貸付期間内に借りたお金を返済できなかった場合は、 総合口座で預けていた定額貯金・定期貯金はすべて強制解約され、貸付金の返済や利子の支払いに充てられます

残額は通常貯金の口座に振り込まれ、強制解約されたとしても個人信用情報には登録されず、新たに定額貯金・定期貯金を預けることも可能です。

なお貸付期間の満了が間近に迫ると、自宅にその旨を知らせる郵便物が届きます。

口座貸越サービスの場合、返済を延滞したときは、当月分の約定返済額が入金されるまで追加借入ができなくなってしまいます。

約定返済日に返済額が引き落とされなかった場合は、通常貯金口座に毎日再引き落としがかかりますが、返済額が引き落とされれば延滞は解消されます。

定額貯金・定期貯金が強制解約されることはありません。

しかし延滞期間が長くなったり度重なったりすると、個人信用情報に登録される可能性があるのでご注意ください。

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りる方法のまとめ

ゆうちょ銀行では、預けている定額貯金・定期貯金を担保にしてお金を借りられる、貯金担保自動貸付けが利用可能です。

消費者金融と比較して低金利、しかも当日中に通常貯金のキャッシュカードで借り入れできるサービスです。

また、事前審査は必要ですが、口座貸越サービスも用意されており、銀行のカードローンと同様の上限金利で借り入れ・返済が可能です。ゆうちょ銀行のクレジットカード「JP BANKカード」を持っていれば、キャッシング機能を使って比較的低い金利でお金を借りられます

ゆうちょ銀行は全国の郵便局内に併設されており、対面でお金に関する相談ができるのも大きな魅力です。

特に貯金担保自動貸付けは急な出費の際に重宝するので、お金に余裕がある時はゆうちょ銀行の定額貯金・定期貯金での積立もおすすめです。