子どもの習い事の費用は月平均18,627円!1,000人調査の結果を年齢別に紹介

子どもの習い事の費用は月平均18,627円!1,000人調査の結果を年齢別に紹介

子どもの成長や将来のため、習い事をさせている家庭も多いでしょう。
学習塾や水泳、ピアノなどいくつかかけ持ちをしていることもめずらしくはありません。そうなると、その分月謝がかかるのも事実。

そこで、4歳~高校生の子どもをもつ1,000人に、習い事の費用についてアンケートを実施しました。

そしてアンケートの結果、子どもの年齢により習い事の種類や数、そして月謝にも変化があることがわかりました。

今回の記事では、習い事の費用の平均や人気の習い事などを子どもの年齢別に紹介しています。

今回は4歳~高校生の子どもをもち、「子どもは習い事をしている」と回答した1,000人に調査を実施。

本記事で紹介しているデータは、本調査のアンケート結果から算出した平均などの値です。支出状況は個人差があるので、あくまで参考としてご利用ください。

目次

子どもの習い事、月謝の合計の平均は18,627円!年齢が上がるほど高くなる

4歳から高校生の子どもの習い事の費用について調べたところ、月謝合計の平均は18,627円でした。

年齢別に見ると、4〜6歳の未就学児は10,146円なのに対し高校生は24,449円と、年齢が上がるにつれて少しずつ増えています。

その理由は、塾に通い出すことで月謝の単価が上昇するためということが今回の調査でわかりました。

全体の月謝平均

調査対象:習い事をしている4歳~高校生の親1,000人(内訳:4~6歳103、小学校1・2年生167、小学校3・4年生162、小学校5・6年生197、中学生250、高校生121)
調査地域:全国
調査期間:2023年5月23~30日
調査主体:株式会社大黒屋
調査委託先:アイブリッジ株式会社

子どもの習い事は、年齢によって変化することも多く、その分習い事にかかる費用も変わります。

次からは、子どもの年齢別で習い事にかかる費用や、人気の習い事などを見ていきます。

4~6歳(未就学児)の習い事の月謝平均は10,146円

4~6歳(未就学児)の習い事の月謝合計の平均は10,146円で、ボリュームゾーンの金額帯は「5,001円~10,000円」(全体の41%が該当)でした。

習い事の数の平均は1.6で、「1つ」が58%で過半数という結果でした。

4~6歳(未就学児)の習い事

4~6歳(未就学児)の習い事の人気ランキング1位は英語・水泳・体操

4~6歳(未就学児)の子どもの習い事の人気ランキングは、「英語」「水泳」「体操・新体操」が同率で1位でした。

ランキング外には、「柔道・空手などの格闘技」「プログラミング」「そろばん」「習字・書道」(回答数各2)などが挙げられました。

小学1・2年生(低学年)の習い事の月謝平均は14,551円

小学1・2年生(低学年)では習い事の月謝合計の平均は14,551円で、4~6歳(未就学児)と比べて増加しています。

内訳をくわしく見ると、月謝の幅が分散し「5,001~10,000円」「10,001~15,000円」「15,001~20,000円」の回答がそれぞれ20%以上になりました。

月謝が増加している分、習い事の数が増えて平均は1.8でした。一番多い回答は「2つ」で43%が該当します。

小学1・2年生(低学年)の習い事

小学1・2年生(低学年)の習い事の人気ランキング1位は水泳

小学1・2年生(低学年)の習い事の人気ランキングでは、4~6歳(未就学児)と同様に「水泳」「英語」が人気です。
そして、「通信講座・オンライン塾」や「学習塾・公文式」を習う子どもの数が増えています。

ランキング外の習い事としては、「そろばん」「柔道・空手などの格闘技」「家庭教師」のほか、「その他」の回答として「陸上」「将棋」「イラスト・絵画」などとバリエーションがあります。さまざまなことに挑戦し始める年齢ということなのでしょう。

小学3・4年生(中学年)の習い事の月謝平均は18,565円

小学3・4年生(中学年)の習い事の月謝合計の平均は18,565円でした。

月謝の合計が「5,001~10,000円」が一番多いことは4~6歳(未就学児)や小学1・2年生(低学年)と同じですが、これより高い金額帯への分布が広がっています。

習い事の数の平均は1.9で、小学5・6年生(高学年)とともに、もっとも習い事の数が多い年代ということがわかりました。

小学3・4年生(中学年)の習い事

小学3・4年生(中学年)の習い事の人気ランキング1位は水泳

小学3・4年生(中学年)の習い事の人気ランキングを見ると、小学1・2年生(低学年)で8位だった「学習塾・公文式」が2位に上昇
この年代から通塾が始まりつつ、同時にこれまでの習い事も継続していることで、習い事の数が多くなっているようです。

小学5・6年生(高学年)の習い事の月謝平均は19,315円

小学5・6年生(高学年)の習い事の月謝合計の平均は19,315円という結果でした。

ボリュームゾーンは「5,001~10,000円」であることは他の年代と同様ですが、高い金額帯が増え、30,001円以上の金額帯が合計21%になっています。

習い事の数の平均は1.9で、小学3・4年生(中学年)と同じくもっとも習い事の数が多く、月謝の額は上がっています。

小学5・6年生(高学年)の習い事

小学5・6年生(高学年)の習い事の人気ランキング1位は学習塾・公文式

小学5・6年生(高学年)の習い事の人気ランキングを見ると、4~6歳(未就学児)と小学1・2年生(低学年)、小学3・4年生(中学年)の3つで1位になっていた「水泳」が2位にランクダウン。
代わりに「学習塾・公文式」が1位となって、通塾している子どもの数が増加していることがわかります。

学習塾は、塾や受講するカリキュラムによりさまざまですが、小学校高学年になると通塾の回数が増える場合も多く、その分費用が高くなる傾向があります。それが、月謝合計額が上がっていることにつながっているのでしょう。

中学生の習い事の月謝平均は21,371円

中学生の習い事の月謝合計の平均は21,371円という結果でした。月謝の合計額の金額帯は「20,001~30,000円」が22%でボリュームゾーンとなっています。

中学生の習い事の数の平均は1.4となり、「1つ」という回答が65%を占めています。
中学に上がるタイミングで、習い事をやめることが多い状況が回答結果に表れています。

中学生の習い事の月謝平均

中学生の習い事の人気ランキング1位は学習塾・公文式

中学生になると、部活動に所属することも多くなるでしょう。その影響なのか、習い事の人気ランキングを見ると、サッカーなどの球技や水泳といった運動系の習い事の順位が下がりました。

そして、「学習塾・公文式」が1位であることに加え、「通信講座・オンライン塾」が3位に入りました。
中学生になり、部活動との兼ね合いで通塾ではなく、通信講座などを利用することもあるのかもしれません。

高校生の習い事の月謝平均は24,449円

高校生の習い事の月謝合計の平均は24,449円で、すべての年代でもっとも高い結果でした
内訳を見ると、各金額帯への分布が広がり、「5,001~10,000円」と「30,001~40,000円」がともに18%となっています。

習い事の平均の数は1.3ともっとも少なく、「1つ」が81%という結果でした。

高校生の習い事の月謝平均

高校生の習い事の人気ランキング1位は学習塾・公文式

高校生の習い事の人気ランキングは「学習塾・公文式」が1位であり、人数もここに集中していることがわかります。そして、その他の習い事をしている人数はかなり減っています。

また、高校生の学習塾は、毎月の月謝に加えて夏期講習などの費用がさらにかかる場合が特に多くあります。

次からは、習い事の月謝以外にかかる費用について見てみましょう。

教材費や合宿代など、月謝以外にかかる費用

習い事には、月謝以外にさまざまな費用がかかる場合があります。
芸術系の習い事であれば発表会、スポーツ系であれば道具代や合宿代がかかることも。

そこで調査の回答から、習い事にかかった月謝以外の費用として挙げられたものを紹介します。

下記のような費用は教室により金額に違いがあり、また費用そのものがかからない場合もあります。
習い事を検討する際に、こうしたケースもあるという参考にしてください。

習い事別、月謝以外にかかる費用の例

習い事別、月謝以外にかかる費用

水泳やサッカーなどスポーツ系

ユニフォームやシューズなどの費用、合宿や遠征代などが挙げられているほか、試合に出場する際の参加費などがかかることもあるようです。

空手などの格闘技で、昇級審査代として年に10,000~30,000円が必要になるという回答もありました。

ピアノやそろばん、学習塾、英語など

屋内の習い事の場合は、分野を問わず教室の冷暖房費という回答も
昨今の電気代が上がっている事情を受けてか、「今年度から必要になった」という声もありました。

回答の中で幅が広かったのが、英語の教材費です。月謝に含まれている場合もあれば、年に50,000円ほどかかるということもあるようです。
特に、幼児向けの英語の教材が高くなる傾向があるようで、紙のプリントなどを使う場合とタブレットのような機材を使う場合で違いが出てくるでしょう。
その教材が子どもに合うかどうか、費用に見合うかどうかは検討のポイントかもしれません。

習い事の費用は満足度に見合っている?親目線のエピソード

習い事をさせることによって、子どもの成長を感じられれば、親の喜びにもつながります。逆に費用をかけているわりに効果が感じられないこともあるでしょう。

費用対効果(コスパ)も含めて、親が感じていることを聞いてみました。

習い事の費用は満足度に見合っている?

費用に「見合っていると感じる」という回答が一番多かったのは「学習塾・公文式」(27%)です。

また「費用に見合っていないと感じる」に対する回答は「あてはまるものはない」が61%と圧倒的。どんな習い事であれ、費用を払っているなりに何かしらの成果や喜びを感じているという結果になりました。

「見合っていると感じる」にせよ「見合っていないと感じる」にせよ、子どもの成長のためになり、子ども自身が楽しんでいるのであれば、「お金には代えられない」という意見が多数見られました。

お金がかかっても習わせて良かった!子どもの成長が満足につながる、費用をかけて良かった習い事

習い事をさせて良かったと感じるのは、やはり子どもの成長を実感できる時。特に学習塾は、苦手だった教科を克服できたなど、親としても明確に習わせた効果を実感できるという声が多くありました。

費用に見合っていると感じる理由

費用はかかるが、子ども自身が楽しんでいるのであれば良いという意見が多くありました。

また学習塾や英語については、すぐに身につくものではないにしても、将来性を重視し今は様子を見ているという場合もあります。

月謝が上がった、子どもが飽きている…費用に見合わないと感じる習い事

子どもの成長につながると信じていても、費用に見合わないと感じることもあるでしょう。イマイチと感じる本音もポロリ。

費用に見合っていないと感じる理由

習い事の分野を問わず、物価の高騰は月謝にも影響している様子。光熱費などを月謝と別に支払う場合もあれば、月謝に反映される場合もあるようです。

今は子どものためになるならばと続けているが、これ以上、月謝やその他の費用が上がるようであれば、絞らざるを得ない」といった声もチラホラと上がっています。

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 Money Campus「子どもの習い事の費用、月謝平均は18,627円!1,000人調査の結果を年齢別に紹介」

この記事のまとめ

未就学児から高校生まで、年齢別に子どもの習い事にかかる費用を中心に調査しました。

その結果、子どもの習い事の全体の月謝平均は18,627円でした。
月謝平均は年齢ごとに上がり、それは学習塾の月謝の影響が大きいことが明確になりました。

習い事は、月謝の他にも教材代や合宿代などの費用がかかる場合もあります。
月謝以上に、こうした初期・継続費用は教室による差が大きいこともあり、教室選びのポイントとなりそうです。

今回の調査では、習い事自体を開始した年齢についても質問をしており、その結果は、3歳(16%)、4歳(14%)、5歳(12%)、小学1年生(15%)とばらつきがありました。未就学児が習い事を始める割合は42%と、半数近くとなっていました。

そして年齢別の分析結果から、習い事の数が多いのは小学3・4年生(中学年)と小学5・6年生(高学年)になりました。

習い事についての親の思いは、不満というほどではないにしても「送り迎えが大変」など、費用以外の負担を感じる部分があるのも事実です。

しかし、費用やその他の負担があるにしても、子どもの成長を見られることが、代えがたい喜びである様子が今回の調査で寄せられたコメントから伝わってきました。