JCBゴールドのメリット・デメリットは?インビテーションを受ける方法も解説

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JCBゴールドは年会費が1万1,000円(税込)と高額なので、気にはなっているけれど申込みに踏み切れないという方も多いはず。

そこで本記事では、JCBゴールドのメリットとデメリット、一般JCBカードとの違いなどについて詳しく解説します。

はたして、JCBゴールドには年会費の価値があるのでしょうか?

JCBゴールドのメリットまとめ

  • ポイント有効期限が長い
    →通常JCBカードより1年延長され、獲得月から3年間までポイントが利用可能
  • 旅行傷害保険の補償が充実
    →家族も補償の適用範囲で、旅行傷害保険が海外最高1億円、国内最高5,000万円
  • ショッピング保険の補償が充実
    →補償の限度額が500万円まで
  • 空港ラウンジが無料で利用可能
    →国内の空港ラウンジ、海外ではハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジが利用可能

JCBゴールド

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総合評価

表示しない
年会費 1万1,000円(税込)
還元率 0.5〜10.0%
国際ブランド jcb
電子マネー
quicpay
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合

目次

JCBのゴールドカードの年会費やポイント還元率など「基本情報」まとめ

JCBカードは一体どのようなカードなのでしょう?まずは基本的な特徴をみていきましょう。

JCBカードは日本初の唯一の国際ブランドによるクレジットカード。だからこそ、国内で使える店舗が多いという特徴があるのです。

さらに世界の主要空港、都市、観光地、コンビニエンスストアのATMから現地通貨を引き出すことができます(JCB、CirrusマークのあるATMのみ)。国内のみならず、海外に行ったときにも安心して利用できるでしょう。

またJCBカードはきめ細かい利用者サポートにも定評があります。
たとえば海外旅行では、現地にあるJCBプラザ加盟店の予約案内、観光についての案内を日本語で受けることが可能です。
現地語に自信がないという人にはとてもうれしいサービスですね。

さらに海外旅行時の傷害保険、紛失・盗難時のカードで購入した物品の補償についても充実しています。

JCBゴールドとJCB一般カード、JCB カード Wは何が違う?

特典やサービスが充実しているJCBカードですが、JCBのゴールドカードとその他のJCBカードとでは、どのような違いがあるのでしょうか?

JCBの中でも人気の「JCB一般カード」と、注目を集めている「JCB カード W」と比較してみました。

コスト(年会費)で比較

まずはコスト面(本会員の年会費)から、3種類のカードを以下の表で比較してみました。

JCB一般カード
JCBゴールド
JCB カード W
初年度 無料
(オンライン入会時のみ)
※オンライン以外の申し込みの場合は1,375円(税込)
初年度 1万1,000円(税込)
※オンライン入会で初年度のみの場合は年会費無料
18歳~39歳までの入会限定 年会費
永年無料
2年目以降 1,375円(税込)
※年間合計50万円(税込)以上のショッピング利用と、Web明細「MyJチェック」への登録がある場合は、翌年の年会費は無料
一般カードからの切り替え、および2年目以降 1万1,000円(税込) 40歳以降 年会費
永年無料が継続する

JCB一般カードだと、初年度でも2年目以降でも、一定の条件を満たせば年会費を無料にできます。
一方でJCBゴールドは、どうしても年会費の11,000円(税込)が際立ってしまいます。

JCB カード Wでは、18歳~39歳までの入会であれば年会費は無料となります。また、40歳以降もカードを利用する場合も年会費の無料が続きます。

なおJCBゴールドをオンライン上で申し込むと初年度年会費が無料になりますが、一般カードからの切り替えの場合は初年度から年会費1万1,000円(税込)がかかります。

付帯保険(旅行傷害保険)で比較

リゾート地の写真

次はカードに付帯されている保険(旅行傷害保険)の面から3種類のカードを見てみましょう。

特に違いがあるのが付帯保険の補償内容です。なかでも「海外・国内旅行傷害保険」の補償額や、「国内・国外航空機遅延保険」の有無に注目しましょう。

JCBカードの海外旅行傷害保険の比較一覧

JCB一般カード
JCBゴールド
JCB カード W
付帯条件 利用付帯 利用付帯
利用付帯
傷害:死亡後遺障害 最高3,000万円 最高1億円
家族特約:最高1,000万円
最高2,000万円
傷害:治療費用 1回の事故につき100万円限度 1回の事故につき300万円限度
家族特約:1回の事故につき200万円限度
1回の事故につき100万円限度
疾病:治療費用 1回の病気につき100万円限度 1回の病気につき300万円限度
家族特約:1回の病気につき200万円限度
1回の病気につき100万円限度
賠償責任 1回の事故につき2,000万円限度 1回の事故につき1億円限度
家族特約:1回の事故につき2,000万円限度
1回の事故につき2,000万円限度
携行品損害
自己負担額
(1回の事故につき)
1旅行中20万円限度
保険期間中100万円限度
自己負担額:3,000円
1旅行中50万円限度保険期間中100万円限度
家族特約:上記同一内容
自己負担額:3,000円
1旅行中20万円限度
保険期間中100万円限度
自己負担額:3,000円
救援車費用等 100万円限度 400万円限度
家族特約:200万円限度
100万円限度

年会費が高いこともあり、JCBゴールドは海外旅行傷害保険の補償額が充実しています。

しかも家族特約の補償額も付加されています。家族で海外旅行をする際にいざというときに備えられる補償があるのが大きなメリットといえます。

また保険が適応される条件は、利用付帯となっています。

続いては、国内旅行の補償について比較してみましょう。

JCBカードの国内旅行傷害保険の比較一覧

JCB一般カード
JCBゴールド
JCB カード W
付帯条件 利用付帯 利用付帯 -
傷害:死亡後遺障害 最高3,000万円 最高5,000万円 -
傷害:入院日額
(※8日以上の治療から対象)
- 1日につき5,000円
事故日から180日限度
家族特約:1回の事故につき200万円限度
-
傷害:手術
(※8日以上治療から対象)
- 入院日額×倍率(10倍・20倍・40倍のいずれか)
1事故につき1回限度
-
通院日額
(※8日以上の治療から対象)
- 1日につき2,000円
事故日から180日以内90日限度
-

国内旅行傷害保険についても補償額が高く、補償内容も幅広いのはJCBゴールドです。

ほかの2種類のカードを見ても、国内旅行傷害保険で補償額がつくのは、JCB一般カードにおける傷害による死亡後遺障害の場合のみです(最高3,000万円/利用付帯)。

以上のように、JCBゴールドは、海外でも国内でも、旅行傷害保険の補償内容・補償額が充実しているのが大きなメリットです。海外に国内に旅行に出かける機会が多いのであれば、非常に使い勝手の高いカードをいえるでしょう。
これは年会費を払う価値のある大きなポイントです。

ショッピングガード保険で比較

ショッピングガード保険とは、補償期間内にJCB会員がJCBカードを利用して購入した物品で購入日(配送等による場合には物品の到着日)から90日以内に、偶然な事故によって損害を被った場合に補償してくれる保険です。

JCBカード3種で比較してみます。

【JCBカードのショッピングガード保険の比較一覧】

JCB一般カード
JCBゴールド
JCB カード W
海外 100万円限度 500万円限度 100万円限度
国内 - 500万円限度 -
自己負担額
1回の事故につき
10,000円 3,000円 10,000円

やはりJCBゴールドの補償内容が充実しています。海外・国内でカードを使って物品を購入した場合でも500万円を限度に補償してくれます。

ポイント特典で比較

OkiDokiランドホームページ画面

出典:Oki Dokiランド


クレジットカードといえばポイント還元率は必ずチェックしたいポイントですよね。

JCBではカード利用する際に、利用金額に応じて「Oki Doki(オキドキ)ポイント」が付与されます。
3種のJCBカードで違いはあるのでしょうか?

【JCBカードのOki Dokiポイント付与率の比較一覧】

JCB一般カード
JCBゴールド
JCB カード W
Oki Dokiポイントの付与率 1,000円=1ポイント 1,000円=1ポイント 1,000円=2ポイント

Oki Dokiポイントの付与率からみれば、JCB一般カードやJCBゴールドの2倍もあるJCB カード Wの方が優位です。

Oki Dokiポイントの付与率が低いのは、JCBゴールドのデメリットといえるでしょう。 ゴールドを検討するなら押さえておきたいデメリットです。

申込み可能年齢や収入などの入会条件は?

JCB一般カードやJCBゴールド、JCB カード Wには申し込みが可能な年齢や収入などにおいて違いがあります。

JCB一般カード
JCBゴールド
JCB カード W
申込み条件 18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方
または高校生を除く18歳以上で学生の方

(一部お申し込みになれない学校があります。)
20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
(学生の方はお申し込みになれません。)
18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方
または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。
(一部、お申し込みになれない学校があります。)

出典:
JCB一般カード(JCB)
JCBゴールド(JCB)
JCB カード W(JCB)


JCBゴールドの申し込み対象(本会員)は、一般カードより少々条件が厳しくなり、「20歳以上」であることが入会の条件となります。
またJCB カード Wの申し込み対象(本会員)は、年齢としては「18歳以上39歳以下」の人しか申し込みできません。

また、配偶者に収入があっても、本人に収入がない場合は申し込みができないケースがあります。そのため専業主婦(主夫)は申し込み不可となる可能性もあります。

年会費を払ってでもJCBゴールドを選ぶメリットは?

ここまでの説明を読んで「ゴールドが欲しいけれど、コストや申込み条件をみるとやっぱり一般カードがいいのかな」と感じている人も多いでしょう。

ただし、ゴールドカードにはコスト面からだけでは見えないメリットやサービスもあります。
以下に「年会費を払ってでもゴールドにすべき人」をピックアップします。

主張や旅行が多い(国内・海外航空機遅延保険が利用付帯)

仕事での出張、趣味の旅行などで飛行機に乗る機会が多い人はJCBゴールドを検討しても良いでしょう。

なぜなら、JCBゴールドには「国内・海外航空機遅延保険」という保険が利用付帯されているからです。

国内・海外航空機遅延保険とは、国内外の航空便利用時に出航の遅延で生じた飲食費や、乗り継ぎ遅延などで生じた宿泊・飲食費、預けた手荷物が遅延・紛失した際の衣類購入費などを補償する保険のこと。

具体的な補償内容は以下のとおりです。

JCBゴールドの国内・海外航空機遅延保険の補償内容

補償内容(本会員・家族会員) 保険金額
乗継遅延費用保険金
(乗継地において発生した客室料・食事代)
2万円限度
出航遅延費用等保険金
(出発地において発生した食事代)
2万円限度
寄託手荷物遅延費用保険金
(衣料購入費等)
2万円限度
寄託手荷物紛失費用保険金
(衣料購入費等)
4万円限度

出典:JCBゴールド(JCB)


なおJCB一般カードやJBC カード Wには国内・海外航空機遅延保険は付帯されていません。

旅行先でのケガや病気が心配(国内・海外旅行保険が利用付帯)

旅行時にケガや病気、事故に遭遇した場合の保険についても注目しましょう。

JCB一般カードには旅行傷害保険が付帯しており、海外・国内旅行時で最高3000万円が死亡・後遺障害時に支払われます。
これは旅行傷害保険はカードを使って旅行代金(航空券代金・ホテル代金・パッケージ旅行代金のうちいずれか一つでも可)を支払ったときのみ適用される「利用付帯」となっています。

一方のJCBゴールドは、JCB一般カードと同じく旅行傷害保険が付帯していますが、支払われる補償額が大幅に違います

海外旅行時の死亡・後遺障害の場合は最高1億円、旅行中の事故によるケガまたは病気が原因で治療が必要になった場合、1回の事故・疾病につき300万円を限度に支払われます。

以上の補償はカードを使って旅行代金を支払ったときに適用されるものです。

さらにJCBゴールドには国内旅行傷害保険も付帯されています。死亡・後遺障害で最高5,000万円、傷害による入院時でも日額5,000円(8日以上の治療から)が事故日から180日を限度に支払われます。
手術時の給付金も支払われるなど、非常に充実した補償内容といえるでしょう。

ゴールドカードを持つだけで、今まで旅行に行く前に加入していた高額の傷害保険と同じ補償が受けられるともいえるでしょう。年会費を払うだけで傷害補償が付けられると考えると、ゴールドの年会費もむしろコスパが良い選択という見方もできるはず。

なおゴールドカードの場合、家族会員でなくても本会員と生計を同一にする家族で19歳未満の子どもならば、保険の適用が受けられます。家族カードを持っていない子が旅行時にケガを負ったときにも保険の補償が受けられます。

空港ラウンジが利用可能

出張・旅行時の楽しみの一つに空港ラウンジで過ごすことを挙げる人もいるでしょう。

JCBゴールドであれば、全国国内の空港ラウンジのほか、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジ「IASS HAWAII LOUNGE(アイ・エー・エス・エス ハワイ ラウンジ)」が無料で利用できます。

JCBゴールド所有者が無料で利用できる空港ラウンジ一覧

北海道・東北 ・旭川空港「LOUNGE 大雪(TAISETSU)」
・新千歳空港「スーパーラウンジ」
・新千歳空港「ノースラウンジ」
・函館空港「ビジネスラウンジ A Spring.」
・青森空港「エアポートラウンジ」
・秋田空港「ロイヤルスカイ」
・仙台空港「ビジネスラウンジ EAST SIDE」
関東 ・成田国際空港第1ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE(アイ・エー・エス・エス エグゼクティブ ラウンジ)1」
・成田国際空港第2ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE(アイ・エー・エス・エス エグゼクティブ ラウンジ)2」
・羽田空港 第1ターミナル「POWER LOUNGE CENTRAL」
・羽田空港 第1ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」
・羽田空港 第1ターミナル「POWER LOUNGE SOUTH」
・羽田空港 第2ターミナル「エアポートラウンジ(南)」
・羽田空港 第2ターミナル「POWER LOUNGE CENTRAL」
・羽田空港 第2ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」
・羽田空港 第3ターミナル「SKY LOUNGE」
・羽田空港 第3ターミナル「SKY LOUNGE SOUTH」
中部・北陸 ・富士山静岡空港「YOUR LOUNGE」
・中部国際空港セントレア「プレミアムラウンジ セントレア」
・新潟空港「エアリウムラウンジ」
・富山空港「ラウンジ らいちょう」
・小松空港「スカイラウンジ白山」
近畿 ・大阪国際空港(伊丹空港)「ラウンジオーサカ」
・関西国際空港 カードメンバーズラウンジ「六甲」「アネックス六甲」「金剛」
・関西国際空港「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」
・神戸空港「ラウンジ神戸」
中国・四国 ・岡山桃太郎空港「ラウンジ マスカット」
・広島空港「ビジネスラウンジ もみじ」
・米子空港「ラウンジ DAISEN」
・出雲空港「出雲縁結び空港エアポートラウンジ」
・山口宇部空港「ラウンジ きらら」
・高松空港「ラウンジ 讃岐」
・徳島空港「エアポートラウンジ ヴォルティス」
・松山空港「ビジネスラウンジ」
・松山空港「スカイラウンジ」
九州・沖縄 ・福岡空港「ラウンジTIME/ノース」
・福岡空港「ラウンジTIMEインターナショナル」
・北九州空港「ラウンジ ひまわり」
・佐賀空港「Premium Lounge さがのがら。」
・長崎空港「ビジネスラウンジ アザレア」
・大分空港「ラウンジ くにさき」
・熊本空港 ラウンジ「ASO」
・宮崎ブーゲンビリア空港「ブーゲンラウンジひなた」
・鹿児島空港「スカイラウンジ 菜の花」
・那覇空港「ラウンジ華~hana~」
海外 ・ダニエル・K・イノウエ国際空港「IASS HAWAII LOUNGE(アイ・エー・エス・エス ハワイ ラウンジ)」

出典:空港ラウンジサービス(JCB)


国内の空港ラウンジを無料で存分に利用したいなら、JCBゴールドを選んだ方がよいでしょう。

なお、JCB一般カードでは空港ラウンジの無料利用はできません。入室するには利用料金を支払う必要があります。

家族カードを使いたいなら(1枚目の年会費が無料)

家族カードはカードの利用金額を本会員・家族会員で合算できるため、ポイントを貯めやすいというメリットがあります。

では本人だけでなく、家族でもJCBカードを保有したい場合、JCB一般カードとJCBゴールドのどちらを選んだらいいでしょうか?

家族カードを申し込むならば、JCB一般カードの年会費は1枚につき440円(税込)、JCBゴールドならば1枚目は無料(本会員支払い型:1名様無料)、2枚目以降は1枚につき1,100円(税込)かかります。

JCB一般カードとJCBゴールドで、家族カードにかかる年会費の金額を以下に比較してみました。

家族カードの発行枚数 JCBゴールド JCB一般カード
1枚の場合 無料 440円(税込)
2枚の場合 1,100円(税込) 880円(税込)
3枚の場合 2,200円(税込) 1,320円(税込)

家族カードが2枚以上必要ならJCB一般カードですが、1枚で済むならJCBゴールドという選択も有効です。

ポイントを使い切りたいなら(ポイントの有効期限が3年間に延長)

JCBのポイントシステム「Oki Dokiポイント」では、基本的にJCBカードの利用金額1,000円(税込)につき1ポイントが付与されます。

貯まったポイント数に応じて、さまざまな商品やギフト券などと交換できます。

ほかにも、ドコモのdポイントや楽天ポイント、nanaco、Amazonポイントなどの提携先各社のポイントへの移行も可能です。

Oki Doki ポイント=1ポイントにつき換算できる他のポイントは以下のとおりです。

  • dポイント:4ポイント
  • 楽天ポイント:3ポイント
  • nanaco:5ポイント
  • Amazonポイント:3.5ポイント

※上記のポイント換算は2021年12月時点のもの


Oki Dokiポイントの有効期限ですが、JCB一般カードは獲得月から2年間(24ヶ月)までなのに対し、JCBゴールドの場合は3年間(36ヶ月)まで延長されます。

長い期間ポイントを貯めて活用したいのであれば、有効期限の長いJCBゴールドを選択するのがよいでしょう。

グルメを楽しみたいなら(グルメ優待あり)

JCBゴールドの利用者は全国250店舗の中から飲食代金が20%オフになるグルメ優待サービスも受けられます。

JCBゴールド

JCBゴールド券面画像

総合評価

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年会費 1万1,000円(税込)
還元率 0.5〜10.0%
国際ブランド jcb
電子マネー
quicpay
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合

JCBゴールドと他社のゴールドカードを徹底比較!

JCBゴールドを検討している方は、他社のさまざまなゴールドカードも気になっているでしょう。

そこでJCBゴールドと年会費が近いゴールドカードをピックアップして、下の表にまとめてみました。

JCBゴールド券面画像
JCBゴールドカード
三井住友カードゴールドNL券面画像
三井住友カード ゴールド(NL)
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費(税込) 1万1,000円
※オンライン入会で初年度無料
5,500円
※年間100万円以上の利用で、次年度以降
初年度:無料
2年目以降:1万1,000円 (※クレディセゾンの会員サービス「セゾングラッセ」で「★4」以上のクラスになると、キャンペーンにより年会費が実質無料になる機会がある)
基本還元率 0.5~5.0%
※ポイント優待店(JCB ORIGINAL SERIESパートナー)や海外での支払いでカードを利用すると、Oki Dokiポイントが通常の2倍以上貯まる
0.5%
※対象のコンビニやマクドナルドなどでVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスを利用すると最大5%に増加
0.25%
※年会費4,400円(税込)で「SAISON MILE CLUB<JALコース>」に加入すると、マイル還元率は1.125%に増加
ポイントの種類 Oki Dokiポイント Vポイント セゾン永久不滅ポイント
旅行傷害保険 【海外】最高1億円(利用付帯)
【国内】最高5,000万円(利用付帯)
【海外】最高2,000万円(利用付帯)
【国内】最高2,000万円(利用付帯)
【海外】最高5,000万円
【国内】最高5,000万円 (ともに利用付帯)
ショッピング保険 年間限度額500万円 年間限度額300万円 年間限度額200万円

この3枚のなかで、JCBゴールドが際立っている点は「付帯保険が充実していること」です。海外旅行傷害保険の最高額が1億円、国内旅行傷害保険の最高額が5,000万円、ショッピング保険の年間限度額が500万円と厚い補償を確保できます。

旅行好きの人や、カードで購入した高額商品の破損・盗難などに備えたい人には、やはりJCBゴールドが最適な1枚といえるでしょう。

ほかのカードにも注目してみると、三井住友カード ゴールド(NL)のメリットは「券面がナンバーレスであること」。セキュリティ面に優れるだけでなく、シンプルな券面はデザインという意味でも一歩先を行く1枚となっています。

また、対象のコンビニやマクドナルドなどでカード利用することで、還元率が最大5%にアップします。さらに、年間100万円以上のカード利用で1万ポイントもの特典が受けられます。

※一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。 ※一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスがご利用いただけない店舗がございます。また、一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。

カードのセキュリティが気になる人や、高いポイント還元率で買い物をしたい人には、三井住友カード ゴールド(NL)を検討してください。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットは「JALをカード利用するとマイル還元率が高くなること」です。年会費4,400円(税込)を払って「SAISON MILE CLUB<JALコース>」に登録することで、カード利用額1,000円(税込)につきJALマイルが10マイル貯まります。

JALを使って旅行する機会が多い人、JALマイルを貯めて有効活用したい人にはセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードをおすすめします

    【まとめ】ゴールドカードの選び方

  • 旅行が好きで、旅行関係の補償を充実させたい
    →JCBゴールド
  • セキュリティ重視でポイントも効率的に獲得したい
    →三井住友カード ゴールド(NL)
  • JALを使う機会が多い
    →セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

JCBゴールドの審査難易度は一概に甘い・厳しいと断言できない

JCBゴールドの申し込み条件は、「20歳以上で本人に安定・継続した収入があること(学生は除く)」と定められています。

たとえば会社員や公務員など、定期的かつ安定した収入を確保しているのであれば、審査に通る可能性はあります。

ただし、収入が不安定または不定期だったりするケースがある専業主婦(主夫)や個人事業主の場合は審査落ちする可能性も否定できません。

つまり申込者の職業や収入の状況によって、JCBゴールドの審査難易度は異なるので、一概に「厳しい、甘い」とはいえないのです。

なお、JCBゴールドはJCB一般カードとともに同時での申し込みが可能です。そのためJCBゴールドに審査落ちしたとしても、JCBゴールドより審査難易度が低いJCB一般カードが発行される可能性があります。

その後、JCB一般カードで利用する回数・金額など「利用実績」を積み上げた上でJCBゴールドの申し込みを行えば、JCBゴールドの審査に通る可能性は高まります。

「ゴールドをほしいけど自信がない…」という方は、まずJCB一般カードで実績を積むる方法も検討してみてはいかがでしょうか。

JCBゴールドをおすすめできない人とおすすめできる人

JCBゴールドをおすすめできないのは主に以下に挙げる人です。

  • 年会費が安いカードを選びたい人
  • ポイント還元率を重視している人

JCBゴールドの年会費は1万1,000円(税込)と高額です。サービスや特典を活用しても、カードの年会費では元が取れないならおすすめできません。

またJCBゴールドのポイント還元率は基本0.5%と決して高いとはいえません。基本1.0%以上のカードはたくさんありますので、ポイントを貯めて有効に利用したい人は、積極的に選ぶ必要はないでしょう。

一方でJCBゴールドをおすすめできるのは以下のような人です。

  • 国内でも海外でも旅行が好きな人
  • 付帯する保険に魅力を感じている人

JCBゴールドで付帯されている海外・国内旅行傷害保険の充実度は、数あるゴールドカードの中でもトップクラスです。「海外でも国内でも旅行をしたいけど、いざというときのケガや病気に対する補償にも備えておきたい」という人は、JCBゴールドをおすすめできます。

またJCBゴールドに入会した場合、海外・国内でカードを利用して物品を購入した場合でも500万円を限度に補償してくれる「ショッピングガード保険」もありますので、お買い物の備えにも活用できます。

インビテーション(招待)を受けて、JCB一般カードからJCBゴールドへアップグレードできる?

編集部が取材したところ、JCB一般カードの所有者がJCBゴールドへ入会のインビテーション(招待)を受けることはあまりないようです。

JCBゴールドへの入会を希望する場合は、JCB一般カードで利用実績を積んでから申し込むか、JCB一般カードを利用せずに直接JCBゴールドの申し込みを行うかのいずれかを選択するのが一般的です。

なお、JCB一般カードからJCBゴールドへ切り替えができたときには、今まで貯めていた「Oki Dokiポイント」や「JCB STAR MEMBERS」のランク・集計金額は引き継がれます。

今まで貯めたポイントを無駄にしたくないのならば、JCB一般カードからJCBゴールドへ切り替えを選ぶといいでしょう。

JCBにはJCBゴールド以外にもゴールドカードがある!

JCBカードのゴールドカードは「JCBゴールド」の1種類だけではありません。

一定の条件を満たした人だけが申し込みできる、もしくはインビテーション(招待)されるゴールドカードがあるのです。

若者層向けのゴールドカード「JCB GOLD EXTAGE」

JCB-GOLD-EXTAGE券面画像

JCBでは20歳以上29歳以下の若年層向けのゴールドカード、「JCB GOLD EXTAGE」を取り扱っています。

20代からゴールドカードを所有・利用したい人は入会を検討しても良いカードといえます。

JCB GOLD EXTAGEの特徴

年会費(本会員) 3,300円(税込)
初年度年会費無料
申し込み対象(本会員) 20歳以上29歳以下で、本人に安定継続収入のある方(学生は申し込みできない)
旅行傷害保険
(死亡・後遺障害の場合)
海外:最高5,000万円
国内:最高5,000万円
ショッピングガード保険 海外:最高200万円(1事故につき自己負担額3,000円)
国内:最高200万円(1事故につき自己負担額3,000円)
追加可能なカード 家族カード、ETCカード、QUICPay

出典:JCB GOLD EXTAGE(JCB)


JCB GOLD EXTAGEのメリットは、JCBゴールドよりも年会費が安い点にあります。しかも初年度は年会費無料です。

旅行傷害保険も付帯されており、海外・国内旅行時の死亡・後遺障害の場合には最高5,000万円までが支払われます。ただし、旅行代金をJCB GOLD EXTAGEで支払ったときのみ補償が適用される「利用付帯」になっています。

旅行傷害保険の補償額はJCB一般カードよりも充実しており、年会費はJCBゴールドより安いため、若者層ならば申し込んでおいて損はないカードといえます。

ただしJCB GOLD EXTAGEは、初回のカード更新時(5年後)になると審査を受けた後、自動的にJCBゴールドへ切り替わります。あくまで利用が期間限定のカードであることを理解しておきましょう。

JCB GOLD EXTAGEにはJCBゴールドに利用付帯されている「国内・海外航空機遅延保険」がありません。

もし以上の点が気になるというならば、若年層向けのJCB GOLD EXTAGEではなく、18歳以上が申し込めるJCB一般カード、もしくは20歳以上なら申し込めるJCBゴールドにしておくのも選択肢として考えてよいでしょう。

選ばれた人だけがインビテーション(招待)される「JCBゴールド ザ・プレミア」でグレードアップ!

JCBゴールド ザ・プレミア

JCBにはゴールドカード会員のなかでも選ばれた人だけがインビテーション(招待)される「JCBゴールド ザ・プレミア」というカードがあります。

JCBゴールド ザ・プレミアを持つと、以下のようなさまざまな特典を受けることができます。

  • 海外約1,300ヶ所の空港ラウンジの無料利用(プライオリティ・パス)
  • 上質で人気の高い国内ホテル・旅館の宿泊優待(JCBプレミアムステイプラン)
  • JR京都駅ビル内のラウンジ「JCB Lounge 京都」の利用
  • JCBコンシェルジュデスクのおすすめ飲食店を簡単にオンライン予約(グルメルジュ powered by TABLE REQUEST)
  • ポイントの有効期限が獲得月から5年間まで延長

自分から申し込んで入会することはできず、カードを持てるのは以下の条件を満たした人のみです。

【1】JCB ORIGINAL SERIES対象の、JCBゴールドのショッピングご利用合計金額が2年連続で100万円(税込)以上の方。
(集計期間:12月16日~翌年12月15日)
なお、JCB ORIGINAL SERIES以外のJCBカード(※1)ご利用分は含まれません。 (※1)ANA・JCBカードやJAL・JCBカードなどの各種提携カード

【2】本会員の方が会員専用WEBサービス「MyJCB」に、受信可能なEメールアドレスを登録していること。 (毎年1月末日まで)

参照:JCBゴールド ザ・プレミアの招待条件を教えてください。(JCB)


以上の条件を満たせば、毎年2月下旬~3月上旬頃にJCBからEメールにて、JCBゴールド ザ・プレミアへの招待が届きます。

以下にJCBゴールド ザ・プレミアとJCBゴールドを比較してみましたので、ご参考にチェックしてみてください。

JCBゴールド ザ・プレミア
JCBゴールド
年会費(税込) 年間100万円(税込)
以上の利用
1万1,000円(JCBゴールドの年会費)

無料
1万1,000円(税込)
年間100万円(税込)
未満の利用
1万1,000円(JCBゴールドの年会費)

5,500円
プライオリティ・パス(海外約1,300ヶ所の空港ラウンジの無料利用) 利用可 利用不可
JCBプレミアムステイプラン 利用可 利用不可
ラウンジ「JCB Lounge 京都」 利用可 利用不可
グルメルジュ powered by TABLE REQUEST 利用可 利用不可
ポイントの有効期限 獲得月から5年間(60ヶ月)まで 獲得月から3年間(36ヶ月)まで

さらにワンランク上のステータスやサービス・特典を獲得したいのであれば、JCBゴールド ザ・プレミアへのグレードアップも検討してみてはいかがでしょうか。

JCBゴールド

JCBゴールド券面画像

総合評価

表示しない
年会費 1万1,000円(税込)
還元率 0.5〜10.0%
国際ブランド jcb
電子マネー
quicpay
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合

JCBゴールドの基礎情報

JCBゴールドの基礎情報は以下のようになっています。

年会費 1万1,000円(税込)
申込み対象 20歳以上で安定して継続した収入がある
旅行傷害保険 海外 最高1億円
国内 最高5,000万円
航空機遅延保険 手荷物紛失4万円まで
その他2万円まで
ショッピングガード保険 国内・海外最高500万円
ポイント Oki Dokiポイント
追加カード ETCカード、QUICPay、家族カード
デザイン Web限定デザインあり
その他 Apple Pay、Google Pay設定可

ポイント還元率は基本0.5%だが、店舗によりお得に貯められる

JCBゴールドのポイント(Oki Dokiポイント)の還元率は基本的に0.5%です。

しかし数多くの店舗(ポイント優待店)にてJCBゴールドを利用することで、ポイントをさらにお得に貯めることができます。

以下はほんの一部ですが、主なポイント優待店をまとめました。

通常ポイント(Oki Dokiポイント) 0.5%
スターバックス コーヒー 通常ポイントの10倍
オリックスレンタカー 通常ポイントの6倍
セブン‐イレブン 通常ポイントの3倍
Amazon 通常ポイントの3倍
ビックカメラ 通常ポイントの2倍
ウエルシア・ハックドラッグ 通常ポイントの2倍
成城石井 通常ポイントの2倍
apollostation、出光SS、シェルSS 通常ポイントの2倍

先ほども述べましたが、JCBゴールドのポイント有効期限は獲得月から3年(36ヶ月)です。ポイントの効力が切れる前にお得に使い切りましょう。

退会・解約方法

JCBゴールドの退会・解約方法はカードの種類やグレードなどで異なります。

一般カード会員 「インターネット」または「自動音声による電話」で手続きを行う
JCBゴールドなどのプレミアムカード会員 カード裏面に記載されている、JCBの電話番号に本人が電話する

JCBゴールド会員の人は、直接JCBに電話することで退会・解約の手続きを行います。

利用限度額

JCBゴールドの利用限度額がいくらなのかは、JCBから公式発表されていません。

編集部が独自にJCBゴールド所有者の方に取材してみたところ、利用者のカード利用金額や支払い状況などによって利用限度額は決められているようです。

申込み方法

JCBゴールドの申し込み方法は、インターネットと郵送の2種類があります。

スピーディーな発行ができ、なおかつ年会費が節約できるのはインターネットで申し込む方法です。

申込みや支払い口座の登録など、すべてインターネットで手続きを完結できます。

さらにインターネットでの申し込みでJCBゴールドが発行された場合、初年度の年会費は無料となります。

  1. JCB公式Webサイトの申込フォーム画面に必要事項を入力する
  2. カード決済の支払い口座を設定する(ここまで最短5分)
  3. JCBが入会の審査をした後、カードが発行される
  4. 自宅にカードが届き、受け取る(ここまで約1週間)

郵送の場合は、一度インターネットで入会を申し込んだ後に、JCBから必要書類を郵送してもらう方法です。書類に必要事項を記入し、本人確認書類を同封して返送します。

郵送の方がインターネットよりも、カードが届くまでに期間がかかるだけでなく、初年度の年会費は1万1,000円(税込)もかかることには注意が必要です。

JCBゴールドからのアップグレード、切り替え方法

JCBゴールドから、さらに上位カードにアップグレードする方法は、JCBからのインビテーション(招待)しかありません。

自分でJCBゴールドから上位カードへの切り替えを申し込むことはできません。

まとめ

JCBゴールドはJCB一般カードに比べて年会費が高いという特徴があります。毎年かかる年会費の面から考えると、デメリットともいえるので、一見JCB一般カードの方が良いと思われるかもしれません。

しかしJCBゴールドには多くのメリットがあります。最後にまとめておきましょう。

  • 付帯保険(旅行傷害保険)の補償額・補償内容が厚い
  • 旅行時のサービス・特典が充実している
  • ポイントの有効期限が3年(36ヶ月)と長い

高額な旅行傷害保険や航空機遅延保険の付帯、旅行時のサービス・特典などがJCB一般カードよりも充実している点は見逃せません。

また、JCBゴールドの「Oki Dokiポイント」の有効期限はJCB一般カードよりも長いという特徴があります。

  • JCB一般カード:獲得月から2年間(24ヶ月)まで
  • JCBゴールド:獲得月から3年間(36ヶ月)まで

総合的に考えて、JCBゴールドは多くのメリットがある優れたクレジットカードといえそうです。

時期にもよりますが、JCBゴールドは各種特典が得られる入会キャンペーンが行われることもあります。JCBゴールドの保有を考えるのならば、お得なキャンペーンを調べてから申し込むことをおすすめします。

JCBゴールド

JCBゴールド券面画像

総合評価

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年会費 1万1,000円(税込)
還元率 0.5〜10.0%
国際ブランド jcb
電子マネー
quicpay
  • ETCカード
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • 家族カード

※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合