ETCカードの作り方は3つ!クレジットカードなしとありの違いについても解説
更新日:2024.04.25
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ETCカードの作り方は主に以下の3パターンです。
- ETCカードを付帯できるクレジットカードを新規で申し込む
- 使用中のクレジットカードに付帯しているETCカードに申し込む
- ETC専用カード(クレジットカード機能なし)を申し込む
作り方 | クレジットカードなし (ETCカードのみ) |
クレジットカード付帯ETCカード |
---|---|---|
発行までの時間 | 約1ヶ月 | 最短即日 |
年会費 | 1,257円(税込) | 無料(カードによっては有料) |
審査 | なし | あり |
デポジット | 必要 | 不要 |
特典 | ETC料金30%割引 | 還元率・優待特典など |
クレジットカード付帯のETCカードとETCパーソナルカード大きな違いはいくつかありますが、年会費無料かつ還元率の高さや発行までのスピードを重視するならクレジットカード付帯のETCカードを作るのが最適でしょう。
本記事ではETCカードの作り方をはじめ、実際に編集スタッフがETCカードを作った体験談なども紹介しています。
カード名 | JCB CARD W |
Orico Card THE POINT |
---|---|---|
ETC年会費 発行手数料 |
無料 | 無料 |
特典 |
以下の利用でポイントが2倍
・タイムズパーキング ・三井のリパーク ・シェルのサービスステーション |
・入会後6ヶ月間は還元率が2.0%
・家族カード1枚につき1枚発行 |
公式サイト | 公式サイトから申し込む | 公式サイトから申し込む |
クレジットカード付帯のETCカードについて詳しく見たい方はおすすめのETCカードについてまとめた記事もご覧ください。
ETCカードの作り方は3パターン
目次
ETCカードの作り方には3つのパターンがある
まずはETCカードの作り方を見ていきましょう。主に3通りの作り方があります。
ETCカードの作り方 | どんな人に向いているか |
---|---|
ETCカードを付帯できるクレジットカードを新規で申し込む | ・使用中のクレジットカードにETC機能が付帯していない人 ・クレジットカードを持っていない人 |
使用中のクレジットカードに付帯しているETCカードに申し込む | ・ETCカード機能が付帯したクレジットカードを持っている人 |
クレジットカード機能がついていないETC専用カードを申し込む | ・クレジットカードは保有したくない(もしくは保有できない)という方 |
また、ETCカードには、「一体型タイプ」と「分離型タイプ」の2種類があります。
なおETCカードを作りたいからといって、新規に発行するクレジットカードを「なんとなく」で選んではいけません。
ETCカードの発行手数料や年会費が無料のクレジットカードもありますし、ETCを利用することでポイントが貯まるカードもあるので、せっかくならお得に利用できそうなクレジットカードを選びましょう。
ETCを利用することでポイントが貯まるカードはこちらの記事で紹介していますので、チェックしてみてください。
ETCカードは年会費無料と高還元で選ぶ!おすすめは厳選した4枚
現在持っているクレジットカードにETCカードを付帯できるなら、クレジットカード会社のサイトから「ETCカードのお申し込み」を選択し、手続きをすすめるだけです。
ETCカードの受取りにかかる期間は2週間前後が目安ですが、日数はカード会社によって異ります。急ぎの場合はカード会社のWebサイトで発行までの日数を確認しておきましょう。
クレジットカードを複数枚持っている方は、「もっとも利用頻度が高いカード」または「もっともポイント還元率が高いカード」でETCカードを作るのが適しています。
ETCカードを作る際の3つのポイント!還元率が高いカードを選ぼう
クレジットカードにETCカードを付帯するなら、次の3点に注意して選びましょう。
- なるべく年会費や発行手数料が無料のカードを選ぶ
- ポイント還元率が高いカードを選ぶ
- 申し込みにあまり手間がかからないカードを選ぶ
クレジットカードにETCカードを付帯すると、次のようなコストがかかります。
内訳 | 目安の金額 |
---|---|
クレジットカードそのものの年会費 | 0円〜 |
ETCカードの年会費 | 0円~550円(税込) |
ETCカードの発行手数料 | 0円~1100円(税込) |
なるべくコストをかけずにETCカードを作るなら、3項目とも無料のカードが良いでしょう。
またクレジットカード付帯のETCカードを利用すると、各カードの規定に従ってポイントが付与されます。そのため、ポイント還元率が高いクレジットカードにETCカードを付帯するのがより良いです。
クレジットカードを新たに申し込む場合は、本カードを受け取った後にETCカードが個別に発送されます。ETCカードをなるべく早く受け取りたいという方はいつ受け取れるのか、事前に確認しておきましょう。
ETCカードの作り方1:クレジットカードを新規発行して申し込む
新しくクレジットカードを作るなら、カードの特典内容をチェックすることが大切。
ETCカードを使うという目的だけでなく、自分にとって便利でお得なカードを選びましょう。
もちろんETCカードにかかるコストも確認する必要があります。
ETCカードを作るのに最適なクレジットカードを紹介
ETCカードを作るなら、ETCカードの年会費や発行手数料が無料のクレジットカードが最適です。先ほども述べましたが、以下の3つの観点で選ぶと良いでしょう。
- なるべく年会費や発行手数料が無料のカードを選ぶ
- ポイント還元率が高いカードを選ぶ
- 申し込みにあまり手間がかからないカードを選ぶ
おすすめのETCカードについて詳しく紹介している記事があるので、ぜひご覧ください。
クレジットカード機能がないETC専用カードは注意が必要
クレジットカード機能がないETC専用カードは、クレジットカードを発行せずに作れるというメリットがあります。しかもクレジットカードとは違い、ETC専用カードには審査がありません。
ただしクレジット機能がついていないETC専用カードはデポジット型のため、1ヶ月あたりの利用金額に応じて一定額を預ける必要があります。また年会費や発行手数料がかかる点にも注意が必要です。ETC専用カードには、次の3種類があります。
- ETCパーソナルカード:道路事業者6社が共同発行する個人向けカード。有料道路を利用する時間帯や区間などに応じた割引が受けられる「ETCマイレージサービス」を利用できる。
- ETCコーポレートカード:道路事業者3社が共同発行する法人向けカード。利用料金が高くなるほど割引率が高くなる大口・多頻度割引が適用される。マイレージサービスは利用できない。
- 法人ETCカード:ETC協同組合や高速情報協同組合が発行する法人向けカード。発行には組合への加入が必要。大口・多頻度割引は適用されないが、マイレージサービスを利用できる。
それぞれのカードにかかるコストは、以下のとおりです。
ETCカードの種類 | デポジットの最低額 | 年会費 | 発行手数料 |
---|---|---|---|
ETCパーソナルカード | 2万円 | 1,257円(税込) | 0円(税込) |
ETCコーポレートカード | 10万円 | 617円(税込) | 617円(税込) |
法人ETCカード | 1万円 | 880円(税込) | 880円(税込) |
ETCカードのみの場合はクレジットカード付帯のETCカードよりも、多くのコストがかかるということを覚えておきましょう。
ETCカードの作り方2:【実体験】編集部スタッフが実際にETCカードを申し込んでみた
ここからは、編集部のスタッフHが実際にETCカードを申し込んだ体験談を紹介します。
スタッフHはすでにエポスカードを持っていたため、エポスカードに追加でETCカードを申し込みました。申込みからカード到着までを経験した感想を聞いてみました。
ETCカードを申し込んでみた感想
Hによると…
- 想像していたよりも短時間で手間もかからなかったので、こんなに簡単にETCカードを作れるのかと驚いた。
- 郵送されたカードの受け取りに本人確認があるので、配達の際は自宅にいなければならなかったことが大変だった。
申し込みが大変そうに感じてしまうETCカードですが、「とにかく簡単だった!」というのが第一印象のようです。やはりWeb申込みは手軽で簡単な方法ですし、時間もかかりません。
カード到着までの流れをまとめてみましたが、やはりシンプルな手続きで済みそうですね。
ネット申込みなら2~3分ほどで完了します。しかもエポスETCカードは発行手数料が無料です。申し込みが完了したら、2週間ほどで手元に届きます。
それでは、Hが踏んだ手順をさらに詳しく解説します。エポスカードの例になりますが、ほかのカードもそれほど違いはありません。
ETCカードの作り方、手順
1.まずはエポスカードのHPにアクセスし、「ETCカードのお申し込みはこちら」をクリックしましょう。
2.次に、エポスNetにログインしましょう。登録しなければログインできないので、未登録の方は新規登録が必要です。クレジットカードの情報を入力して新規登録を済ませましょう。
3.会員規約を確認し、「同意してお申し込み」をクリックします。
4.このような画面が出たら申し込み完了です。
5.約2週間後にETCカードと利用案内の冊子が届きます。あとはセットアップをすればETCカードを利用できます。
ETCカードの作り方3:クレジット機能のないパーソナルカードを発行する(ETCカードのみ)
ETCパーソナルカードは年会費がかかり、デポジットを預ける必要があります。もちろん、デポジットを料金の支払いに充てることはできません。デポジットの金額は、有料道路の平均利用月額に応じて以下のように設定されています。
平均利用月額 | デポジット額 |
---|---|
5,000円 | 2万円 |
10,000円 | 4万円 |
15,000円 | 6万円 |
20,000円 | 8万円 |
ETCパーソナルカード発行の申し込みは郵送で受け付けています。まずはETCパーソナルカード利用申込書をETCパーソナルカード事務局へ送付しましょう。後日、デポジットの振込依頼が届き、入金が確認されるとカードが発送されます。カードが届くまでにかかる期間は、デポジットの振り込みが完了してから2週間程度です。カードは受け取ったらすぐに使用できます。
ETCカードの作り方に関するQ&A
ETCカードをこれから発行しようと考えている方が疑問に感じやすいポイントを、Q&A形式でまとめました。
-
A
ETCカードを2枚以上作ることは可能です。ただし注意点もあります。
「ETCカードを車ごとに用意したい」「数枚を使い分けたい」というケースもあるでしょう。ETCカードをひとりで複数枚持つことは可能ですが、1枚のクレジットカードに付帯できるETCカードの枚数は1枚までと制限されていることが多いです。そのため、通常は欲しいETCカードの枚数分クレジットカードを用意する必要があります。
-
A
学生であっても、ETCカードを付帯できるクレジットカードを作ればETCカードを持てます。
ただし高校生などそもそもクレジットカードの申し込み条件を満たさない学生の場合は、クレジットカードに付帯するETCカードも発行できません。
ETCパーソナルカードであれば、クレジットカードを申し込めない年齢であっても発行できます。クレジットカードを作れない学生は、ETCパーソナルカードの利用を検討しましょう。
-
A
クレジットカードなしでもETCカード(ETCパーソナルカード)は発行可能です。
個人向けの「ETCパーソナルカード」や、個人事業主または法人向けの「ETCコーポレートカード」などがあります。
どうしてもクレジットカードを作りたくない方や、クレジットカードの審査に不安のある方に向いています。ただし、毎年年会費が必要なうえ、利用額に応じたデポジット金が必要です。
-
A
即日発行可能なETCカードもあります。
たとえば「イオンカード」や「セゾンカード」は即日発行が可能です。 イオンカードはWebで簡単に登録できますが、手元に届くまでに最短で2~3日かかります。 セゾンカードは直接店舗に行く必要がありますが、登録完了後すぐに受け取れます。
-
A
バイク専用のETCカードはありません。
クレジットカード会社が発行しているETCカードは、自動車でもバイクでも使えます。
ただし車とバイクでは車載器が異なるので、バイクでETCカードを使いたい方は「バイク用の車載器」を事前に取り付けましょう。
-
A
あります。
例えば、「楽天カード」と「dカード」はENEOSを利用することで、1.5%のポイントが還元されます。
ガソリンをお得に買いたい方は、この機会に申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
-
A
銀行のキャッシュカードではETCカードの作成はできません。
それは、キャッシュカードにはクレジットカードと違い、後払いの機能が付帯しておらずETCレーンを通過できないためです。