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※本日は弊社グループ会社 PINCH HITTER JAPAN株式会社

吉岡社長のフェイスブック記事をご紹介させていただきます。

起業してからの苦労、努力。7年間がすべて詰まった文章になっており,

思わず目頭が熱くなりました。後半には弊社代表への温かいメッセージ

もつづられております。(後半青文字部分) 

大黒屋は起業創業支援事業も行わせて頂いており、吉岡社長とはその

ご縁で出逢ったのですが、今では関連会社となり、家族のような存在です。

バイタリティーと情熱に溢れた素晴らしい社長です。

長文になりますが、是非ご覧頂ければ幸いです。



以下 吉岡社長→

明日からの出張に備えて新幹線の中でふと考えていたらもう、
創業して7年目が終わろうとしています。なので、少し長いですが、
感謝の気持ちを綴りたいと思います。

4月からはもう8年目です。(早い!)25歳だった私も32歳になりました。
創業した2013年は私と恭平(副社長)の2人でした。お金もブランドもバック
ボーンもなく、ただただ2人で前を向いて走り続けました。
1年目はお金がなくてガス、電気が止められることは日常茶飯事で真冬でも
水のシャワーを浴びていました。水って本当に息が出来なくなるんです。(笑)

そんな信用もない私達が一番最初に大事にしたのは「自力」を付ける事でした。
それは企業生存率を調べた時に、1年で40%しか残らない(この時点で半分なくなる)。
5年で15%しか残らない。10年で6%しか残らない。この要因は販売力だと知りました。
だからこそ私達は営業力をつけて苦しい状況を自力で乗り越えられる会社になろうと
決めたのです。
ですが元手資金の60万円は1か月でなくなり、まさかの1か月で倒産
しそうになりました。この時に私は覚悟を決めました。
それは「幸せは後からしか来ない。」全ての時間をこの会社に使おうと。
当時20代だったので友達と飲んだりしたかったのですが、その全てを5年先に
伸ばしました。そして5年間、社員と毎日のように夜も過ごし、語りまくりました。
日本中を車でまわって営業もしました。(笑)
(まじで地獄)

創業期は、資金繰りや事業の成長のこととか考えていたら、いつも怖くて眠れなかった
のですが、それでも朝がまたやってきて、お金がないのに請求書はガンガン送られてくる。
そんな毎日でした。
そんな日々を脱出したのは、幸いにも私達が目的に対して変化に強かったからだと思います。
目的の為に事業をどんどん変革していきました。

LED照明
野球用品買取事業
法人在庫買取事業
リサイクルショップへ販売
EC販売

どんどん柔軟に変化に対応していきました。というより変わるしかなかったのが
本当ですが。そして若い社員と戦うために5つの事を決めました。
① 能力=モチベーション
若い人がない能力をカバーするのはダントツのモチベーションしかない。
モチベーションを常に高い状態に保つ。
② 経験=失敗承認
経験だけはどうしても作れない。だからたくさん挑戦して失敗しまくって急いで
ノウハウを溜める。
③ 選択させない
意思決定の際に経験がないから選択に迷う。迷う時間を攻める時間に変えて間違
っていてもノウハウが溜まった状態で、路線を変えたらいいと割り切った。
④ 諦めさせない
すぐに諦めるのではなく、どうしたら出来るかを考えて実行する。
⑤ 人の目を気にしない
誰になんと言われてもやりたいことはやり遂げる。バカにされてもカッコ悪くても、
結果を出して周りを変える。
そして創業して2年目には3Sというものを作りました。
SPEED(素早くやろう)
SMART(賢くやろう)
SHARE(共有しよう)
上記の考え方を社内に徹底的に浸透させました。
徹底したことでスピードがあがり、会社が成長できたと思っています。

そして7年目の今年は5年先へのワープと題して国内でもナンバー1になった野球用品
買取事業を売却して大型の資金調達も実現しました。
7年間足を使って営業してきたことで法人在庫買取事業では
年間取扱高は50億円を突破して全国の4000社の企業と取引をしています。
本当に成長したことを実感出来るまでになりました。

しかしこれは会社で働いてくれている社員のみんなが信じてくれて必死についてきてくれた
事や、一緒に創業するリスクをとってくれて一緒に水風呂に入ったり一緒に泣きながら戦っ
てくれた川口 恭平(副社長)、常に応援してくれた家族、飲みに付き合ってくれた友達、若い
自分たちを信じてくれた全国のお客様、多くの学びを与えてくれた経営者の先輩方。
皆さんのお力添えのお陰です。本当にありがとうございます。



(※写真は弊社の石坂社長と吉岡社長です。)

そしてこの場を借りてどうしても
お礼を言いたいのは、株式会社大黒屋の石坂 和彦 (Kazuhiko Ishizaka)社長。

始めて会ったのは26歳の時でした。大黒屋さんが持っているテナントに入るためです。

当時、なんの実績もない若造の私が夢中に夢を語った時に、

「君は絶対に成功する」 「家賃は半年無料でいい」

起業して始めて言われた言葉でした。いつも馬鹿にされていた私は

恭平(副社長)に伝えて貝津のマックで二人で嬉し泣きしたのを覚えています。(笑)

そんな社長は私たちをずっと見守って下さり、サポートしてくださいました。

そして出資してくれ、いつも心強い、味方になってくれました。

お正月には毎年ご馳走を食べさせてくれました。(家族も役員も)

この7年間は石坂社長なしでは成し遂げられなかったと思います。

(まだまだですが。)本当に私は石坂社長に出会えて運が良かったです。

今でこそ、 「出資したいです」とか「若いのに偉いね」とか「すごいですね!」と

たくさんの方々に言って頂けるようになりましたが、石坂社長は本当に会社が

まだ立ち上がってもない、なんの成果もない私を全力で応援してくれました。

感謝しかありません。これから更なる会社の成長で恩返し出来るように頑張ります。

企業生存率が5年で15%、5周年の際にほっとしました。
しかし同時に10年の6%が浮かびました。経営者になって毎日怖くて、不安で、
自分がやっている仕事の責任の大きさに気づかされて、365日24時間仕事の
ことを考えるようになりました。
しかし私は2013年の4月1日に起業した25歳の自分が本当に誇りです。

挑戦した私にしか出来ない大きな意思決定(仕事)を今は行うことが出来ています。
本当に会社を創業して人生をかけて良かったです。
2023年の10周年には多くのお世話になった方々と社員のみんなと一緒にお祝いが
出来たらいいなと思います。
まだまだこれからの会社ですが、これからも迷いなく、常に挑戦しながら、会社を拡大して行きます。

皆様のおかげで今期は史上最高の売上決算を迎えられそうです。

企業理念
ATARIMAEを疑うコトで
新たなコト(価値)を誕生させる

            2020年2月
                   PINCH HITTER JAPAN株式会社
                   代表取締役社長 吉岡拓哉


| http://dai-kokuya.co.jp/blog/index.php?e=1836 |
| 大黒屋最新情報 | comments (x) | trackback (x) | 2020,03,03, Tuesday09:06 AM | author : 管理者 |
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